同じ末っ子同士でも
高校からの友人と都心で会うと、何か美味しいもの食べようということになる。
その子がお肉好きなので、ステーキや焼き肉などが多いけど、この間は軽食くらいのお腹の空き具合だったので、タカノフルーツパーラーのフルーツサンドを食べた。
注文した瞬間、30数年前の光景が突然思い出された。
高校の時、その頃土曜日は午前授業があり、お昼をお気に入りのお店で食べてから帰るのが習慣だった。
そのお気に入りのひとつがフルーツパーラー。
土曜日のランチはドリア、フルーツサンド、飲み物のセットで値段も高校生でも高く感じないくらいお手頃だったと思う。
だから、2回に1回はそこに行ってたかな。
狭い店内は女子高生だらけだった。
今でこそコンビニでもフルーツサンドがあるが、その頃はめずらしく、しかもすごく美味しかったのだ。
で、いつものようにランチを食べようとしたら、その友人がジロジロと2つを見比べて、そっちのフルーツサンドの方が大きい!と言い放ったのだ。
衝撃の一言だった、私にとっては。
もっと幼い時でも私には言えないセリフだ。
多分家庭でも言ったことがないと思う。
2人とも3人兄弟の末っ子。
でも、私は兄2人、友人はお姉さん2人。
その違いだろうか?
兄だから食べる量は当然多かった。
友人は同性3人だから、お姉ちゃんの方が大きい〜とか言って育ったのだろう、たぶん。
まあ、その時はそこまで考えなかったけど、
もちろん、交換してあげましたよ。
今回もフルーツサンドをちらっと見比べてたけど、さすがに言わなかったわ。
実はちょっと期待してたんだけどね。
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