Change me

変わりたくてもなかなか変われないなぁ

阿部ちゃんの『とんび』

つい観てしまう、阿部寛の映画。

瀬々監督のとんび。

原作は重松清。


やっぱり、なんかいいんだよね。

あの濃い顔が、いい味を醸し出して…。


57歳であんなに全速力で走れるなんて、鍛えてるんだろうなぁって感心しながら。


このとんび、過去2回テレビドラマ化されてたのね。

2012年に堤真一主演でNHK、2013年に内野聖陽主演でTBS。

重松清の小説、人気だものね。

テレビドラマも観てみたくなったから、サブスクで探してみようっと。


イタリアンはチョコレートに、フレンチはロースト野菜に…

相変わらずパソコンを開き仕事や勉強をしている人で混み合っているスターバックスに、お気に入りの豆を買いに行った。


新人らしき女の子が、焦りながらも笑顔を作り額に汗しながら必死に接客していた。

注文した豆をレジの女の子がベテラン風の女性に豆を渡し、挽いてくれた。


一袋は250g入っているけど、新鮮さを求め100gずつ小まめに買うことにしている。


しばらく待ち、渡された袋はなんだかずっしり重い。

イタリアンロースト100g、フレンチロースト100g、合わせて200gの重さじゃないな。


これは500gの重さ。


ドアを出かけてまた戻り、さっき挽いてくれた女性に、これ間違ってますよねぇ、100gずつお願いしたんですけど〜と声をかけ袋を渡した、ら、何も言わずガバッと袋を奪いとった。


すごい勢いでレジ中の新人らしき女の子にかけ寄り、


「7番(ペーパーフィルター用の挽き方)としか言わなかったよね‼︎、100gって言ってくれなきゃ‼︎」


怖かった。新人の女の子がすごくビビった顔をしてかわいそうで…

いつもはスタバの店員さんがフレンドリーで楽しい気分になるんだけど…

一袋単位で買わなかった私が悪かったのか。


しかし、それを測り直してくれた、いかにもこなれた男の子は、散々待たせた挙句、


「イタリアンはチョコレートに、フレンチはロースト野菜に合わせてどうぞ。ニコッ」


と、何事もなかったかのように笑顔で渡したのだ。

わぁー、自己肯定感満ち溢れてる感じ。

このタイプだよね。これぞいかにもスタバの店員。

トラブルを笑顔で帳消しにする姿勢。

感心しました、という話でした。




なんて美しい、広島の街を走る真っ赤なサーブ

私はハルキストではないが、最近何かと話題の映画、「ドライブ・マイ・カー」を観てきた。

公開から半年近く経っているが、賞をとったせいか、運良く、100席にも満たない小さなシアターで上映していた。ほぼ満席。


主人公の愛車、サーブ900。真っ赤なサーブが広島の街を走る姿がすごくいい。

特に気に入ったシーンは、主人公の家福と運転手のみさきが、煙草の煙を逃すためにサンルーフから仲良く手を出すところ。


このサーブ、生産終了から30年近くも経つらしい。

ちょうど30年ほど前、自宅から池袋まで、サーブに乗せてもらいドライブしたことがあった。

革張りのシートに滑らかな走り、とても快適だったことを今でも覚えている。

そう、映画の運転手みさきのように、運転がとても上手かった。

そんな人に出会えなかったから、今は専ら自分で運転しているんだけどね。