唯一の"体罰"の思い出
ある方のブログにあった、小学校の調理実習で初めて作った粉ふきいも、というフレーズを読んで突然蘇った光景がある。
体罰がまあまあ普通にあった時代の、私が受けた唯一の体罰のこと。
記憶は曖昧だけど、たぶん小3だったかな。みんなで作ったじゃがいもで粉ふきいもを作り、何かの作業のあとみんなで食べましょうという段取りだった。
そこで誰かが、ちょっと粉ふきいもの味見をしようよと言い出し5〜6人で味見をしたんだけど、おいしくて結構食べてしまった。
作業のあと、粉ふきいもの鍋の蓋を開けた先生が、誰だ〜食べたのは!と怒鳴り、食べた子どもたちを並べて順番に頭のてっぺんにゲンコツ。
でもコレ、実は楽しい思い出。
中学くらいまでは優等生だったので、先生に怒られることはなく、ゲンコツされてみたかったんだよね。
50年以上生きてきて、唯一のゲンコツの思い出。
このゲンコツをくれた先生、夏休みになるといつも子どもたちを自宅によんでくれて、こわいけど優しい先生だった。
休み時間になると、はい、ご不浄行ってきなさいって言うのが口癖で。トイレのことご不浄って言ってたのはこの先生くらい。
昔は先生との距離が今より近かった気がする。
大人になってからも何度か遊びに行ったけど、一生独身で教育に命を捧げた先生。昔はそういう先生結構いたよね。
昨日娘の三者面談で、最後に世間話をちょっとしたら、帰り道余計な話しないでと娘に怒られた。
あ〜〜面倒くさい‼︎
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