私が学生の頃の入学祝いの定番といえば万年筆だった。

最近は何が人気なのかなと思い調べてみたら、1位はブランドペンケース、2位はボールペン、3位はブランド定期入れだって。でも万年筆も14位に入っていた。

「私という運命について」白石一文

という小説が好きだった。

Amazonプライム・ビデオでこれの連続ドラマがあり、恋人同士の江口洋介と永作博美が初めてのプレゼントに指輪でなくモンブランのボールペンを送り合うシーンがあった。

同じ会社の同期でバリバリ働いていて、どっちが先にこのボールペンが似合うようになるか競争しようと約束する。

あっ、私も持ってたと思い出して引っ張り出してみた、モンブランシリーズ。

万年筆は母の従兄弟のおじさんからの高校入学祝い。

ボールペン1は兄の新婚旅行のお土産。

ボールペン2は私が懸賞で当てたもの。

たぶん私の一番の高額当選品だ。

万年筆のインクを久しぶりに入れ替えて書いてみた。

試しに20代の息子に書いてみてと渡したら最初書けなかった。万年筆で書くのってコツあるし、クセもついてるしね。

でも、なめらかな書き心地でいい感じ。

せっかく引っ張り出したし、使おう。